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臨床研修のビジョン ~ 山口大学卒後臨床研修プログラムの目指すもの ~

臨床研修で習得すべきものとは何でしょうか?

 初期臨床研修は、医師としての土台となる重要な期間です。この期間は、学生実習でもなく、単に専門診療科を回る研修でもありません。この期間は、将来、自分のなりたい医師像を見据え、その目標を到達するために必要な基礎的な力を身に付けるための期間です。ですから、それに適したプログラムに沿って研修をすることが重要なのです。
 皆さんは、将来どのような医師になるつもりですか?地域医療を支える医師を目指すもの、専門医を目指すもの、基礎研究を極めたいもの、それぞれに目標があるでしょう。ただ、どの道に進むにしても、医師として大成するために絶対に必要なのは、豊かな人間性幅広い知識と技術です。これは医師としての土台になるものです。土台なくして専門性は築けません。医師の完成像を山に例えると、裾野は広ければ広いほど高い山になるのです。最初の2年間にどれだけ広い土台が築けるかを常に意識してください。


山口大学卒後臨床研修プログラムで獲得できる能力

 山口大学医学部附属病院(以下、「山大病院」という)には、20以上の診療科それぞれに、教育に熱心な指導医の先生が数多く在籍しています。大学病院に在籍する先生の職務としては、臨床、研究、教育の3本柱があります。どの先生方もこの3つの仕事に真面目に取り組んでいます。

 山大病院での研修の一番の強みは、これらの優秀かつ教育熱心な先生方の指導の元、プレゼンテーションやディスカッションを通じて、徹底的に考え抜くことで、論理的に考える力を磨けることです。医師の土台を築く上で、論理的に考え抜く力は、将来大きく飛躍するため絶対に必要な力です。医療を行う上で、最も大事なのは理論に裏付けられた診断力、治療技術です。さらに、人間味あふれる指導医による厳しい指導と深い交流を通じて、医師として必要な豊かな人間性が磨かれます。また、レベルの高い高度な専門医療に一緒に携わることで、医療の最前線を学ぶことができます。

 一方で、山大病院は県内の多くの協力型の研修病院や開業医と協力関係があり、たすき掛けの研修プログラムを組むことで、1次から3次までの救急の初期対応力プライマリ・ケア対応力を習得できます。

 このように、山大病院の研修プログラムは、高度な専門医療に触れながら論理的に考える力や人間性を養いながら、プライマリ・ケアも学ぶよう綿密に設計されたバランスのとれた研修プログラムです。


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