活動報告

27年度

山口大学医学部附属病院「女性医療従事者のための更衣・休憩・仮眠室」内覧会および愛称発表を開催しました。

 このたび、山口大学医学部附属病院では、女性医療従事者がライフイベントなどの個々の状況に応じ安心して働ける職場環境を提供し、更なる定着を図ることを目的として、「女性医療従事者のための更衣・休憩・仮眠室」を新たに整備し運用を開始しました。
 平成28年3月30日(水)10時から第1中央診療棟3階において、「女性医療従事者のための更衣・休憩・仮眠室」内覧会および愛称発表を開催し、 「女性医療従事者キャリアアップ支援事業」として支援をいただいた岡学長をはじめ、谷澤医療人育成センター長、澁谷医療人キャリア支援室長ほか、42人が参加し完成を祝いました。
 式典では、谷澤センター長から「大学としての支援をいただき、病院としてより女性が働きやすい環境を整えることができた。今後は、男性にも働きやすい職場となるよう職場環境を充実させていきたい」、 岡学長から「病院長、センター長の理解のもと大学として支援した証を作っていただき、お礼申し上げたい。 山口大学は「くるみんマーク」を県内大学で最初に取得して活動を充実させているところであり、本日の完成を情報発信していただき活動が充実されることを期待している」との挨拶がありました。
 引き続き、澁谷室長から愛称発表と表彰が行われました。 愛称は学生及び教職員より公募を行い23通(学生8通、教職員15通)の応募から最優秀賞に選ばれた、「Room Kiitos※(ルーム キートス)」に決定しました。
※Kiitos フィンランド語で感謝やありがとうの意味

最優秀賞 「Room Kiitos」(ルーム キートス)
  時間学研究所 事務補佐員 平田博子さん
表彰の様子
優秀賞 「たんぽぽラウンジ」
  器官病態内科学 准教授 山本 健さん
優秀賞 「PULARE」(ぷらり)
  医学科1年 野﨑己都美さん

「女性医療従事者のための更衣・休憩・仮眠室」利用登録を開始します。

女性医療従事者のための更衣・休憩・仮眠室
(クリックで拡大します)
 このたび整備しております、女性医療従事者のための更衣・休憩・仮眠室について、平成28年4月から運用を開始いたします。
 この部屋は、本院の女性医療従事者であれば どなたでも利用できますが、セキュリティ保護のため、*利用登録制 *となりますことをご了解ください。
 お手数ですが、利用を希望される方は、医療人育成センター事務室へ利用登録票のご提出をお願いいたします。

利用登録票ダウンロード
利用登録票記入例

【お問い合わせ】
医療人育成センター事務室
Tel:0836-22-2129 FAX:0836-22-2157
E-Mail:me209@yamaguchi-u.ac.jp


「医療人キャリア支援室」看板除幕式を開催しました。

看板除幕式の様子  11月10日(火)、第1中央診療棟3階「医療人キャリア支援室」において、看板除幕式を行いました。
 「医療人キャリア支援室」は、山口大学医学部附属病院医療人育成センター 男女共同参画支援部門内に設置され、全ての医療人を対象として、女性も男性もが働きやすい職場環境を目指して、充実した将来設計、ワーク・ライフ・バランスを提供できるよう支援を行うことを目的としています。特に女性医師への支援については、山口県の委託により山口県女性医師キャリアコーディネーターを配置し、山口県全体の女性医師への支援、情報提供も開始しています。
 式では、田口病院長から「4月から準備を進め、本日を契機としていよいよ活動が本格化した。男女を問わず、医療人のワーク・ライフ・バランスに対応したキャリア支援を行っていきたい」と挨拶があり、続いて、澁谷キャリア支援室長から「医療人として自己研鑽を続けていかなければならない中で、女性特有のライフイベントを迎えてもキャリア継続をしていくための支援を行いたい」、また、松田山口県女性医師キャリアコーディネーターから「多くの方に支えられて育児との両立をしてきた分を若い方たちへ恩返ししたい。女性医師への支援システムを形作ることで、看護師や他職種への活用に繋げていきたい」と抱負が延べられました。

澁谷キャリア支援室長と松田山口県女性医師キャリアコーディネーター スタッフの写真

講演会・研修会開催

「医療人キャリア支援室開設記念講演会」を開催しました。

ポスター  田口病院長、谷澤医療人育成センター長、澁谷医療人キャリア支援室長のご挨拶から始まり、木下先生のご講演の内容は、女性医師に限らず、すべての医師のキャリアを考える上で示唆に富むお話でした。
 講演会の最後に、澁谷先生から、今年4月開設予定の「女性医療従事者のための更衣・休憩・仮眠室」、10月リニューアル完成予定の新しい「タンポポ保育園」の概要が紹介されて終了しました。

田口病院長 谷澤医療人育成センター長
木下牧子先生 澁谷医療人キャリア支援室長

 木下先生は山口県下関市ご出身で、高校卒業後は東京女子大で学ばれ、政治工学研究所勤務、医学部入学、米国留学、世界各地での勤務後、6年前に山口の光風園病院に戻られたという多彩な経歴の持ち主ですが、 同時に、日本医学教育学会の理事としても活躍されています。その中でも、「女性医師キャリア教育検討委員会」の委員長として、女性医師がその使命を正しく認識しその責務を果たすためのキャリア教育の重要性、 そして、その学習目標をまとめるという大きな任務を果たされたところです。今回はその内容をお話しいただきましたが、 女性医師の増加とともに起こってくる問題を解決するための糸口を示唆していただいたという点で、貴重なお話でした。

講演会の様子 木下牧子先生

 参加者は、学外からの参加者も含め総勢76名、内、学生さんは52名、これから医師となる時期にこの講演を聴いていただけたことは大きな財産になったと思います。 最後の質疑応答で、一人の男子学生の質問、「将来医師として働き始めた時に、男性医師に求められる最も重要なことは何と思うか。」に対して、 「男女に限らず、共に働く仲間として相手をrespectすること」というメッセージで締めくくっていただきました。

木下牧子先生 講演会の様子

 木下先生、参加してくださった皆様、ありがとうございました。

講演会の様子 講演会の様子

第6回 岡山MUSCUTフォーラムに参加してきました。

フォーラムのパンフレット  岡山大学では、平成19-21年度文部科学省医療人GPに始まる女性医療人支援に続き、平成22年度からは岡山県の委託事業として、また平成27年度は厚生労働省の女性医師キャリア支援モデル事業にも採択され、女性医師支援に関しては先駆け的な活動をしておられます。
 フォーラムは、学長、県医師会長、岡山県の担当者のあいさつに始まり、MUSCUTプロジェクトの概要説明、続いて、名古屋市立東部医療センターの名誉院長、津田喬子先生の特別講演「社会に生かす、私のキャリア」、参加者のグループ討論とその発表、最後にこれまでMUSCUTの事業に協力してこられた方々の表彰が行われました。
 MUSCUTの活動の一つに、常勤勤務が難しい医師のためにキャリア支援枠を作り、医員として、個々の状況に応じた働き方のできる枠があり、診療科や男女に関係なく利用できる制度を作っておられます。この制度の利用者は今年度中に100名を超える予定で、多くの利用者が常勤医師として復職し、活躍されているとのことです。


澁谷部門長が「第9回日本医師会男女共同参画フォーラム」にシンポジストとして参加しました。

 平成25年7月27日(土)、「第9回日本医師会男女共同参画フォーラム」が山口市で開催されました。
 フォーラムでは、「みんなちがって、みんないい~伝えたい、豊かな医療人をめざすあなたへ~」というテーマでシンポジウムが行われ、澁谷部門長がシンポジストとして参加しました。
 澁谷部門長は、「豊かな医療人を育成するために」という演題で、本院の男女共同参画支援部門の活動内容等について紹介をするとともに、医師という立場だけでなく教育者としての立場も踏まえ、複眼的に男女共同参画における医療人育成について意見を述べられました。

シンポジウムの様子 発表する澁谷部門長

施設訪問報告

九州大学病院「きらめきプロジェクトキャリア支援センター」を訪問しました。

 10月20日(火)、九州大学病院「きらめきプロジェクトキャリア支援センター」を訪問しました。
 九州大学は、平成19年9月より平成22年3月まで文部科学省医療人GPに指定されて、「女性医療人きらめきプロジェクト」として活動され、平成22年4月からその名を「九州大学病院きらめきプロジェクト」に改めて、女性医師、歯科医師がライフステージに応じてキャリアを継続できるよう支援しておられます。
 主な活動は、フルタイム勤務が困難であるが、妊娠・出産・育児、介護、専門医取得等の理由で大学に籍を置いて仕事をしたい医師を、きらめきプロジェクトの学術研究員として雇用し、実際の勤務は各専門科で行うものです。これまでは妊娠・出産も含め、フルタイム勤務ができなくなったために退職しなけらばならなかった医師もきらめきプロジェクトの実施により働き続けることが可能になったそうで、年間、20-25名の方がその制度を受けておられるそうです。復職支援として、e-ラーニングをホームページを通じて配信しておられます。 また、九州大学全体の女性研究者支援事業として、正規雇用の女性研究者が妊娠した時点で、希望に応じてその部署に3年間限定ではありますが、補助要員を採用でき、妊娠・出産・子育て中の女性にとって心強い制度があります。
 訪問に際しては、センター長である樗木晶子先生、2名の専任の事務職員、総務係長さんが懇切に説明をしてくださいました。これから山口大学で行っていくキャリア支援活動にとって大変参考になる訪問となりました。

九州大学病院きらめきプロジェクト訪問 九州大学病院きらめきプロジェクト訪問